1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/30(月) 20:11:08 ID:QzSfl/9I
男「よーっす」
女「ん」ギュ
男「おー、朝から甘えてくるなあ」ナデナデ
女「んー」ギュー
男友「(男の身長190cm、女の身長145cm)」
男友「彼氏彼女より父娘に見えるなー」
男「老けて見えると、そう言いたいのか」
男友「怖いから見下ろすの止めて」
ポチポチでゆっくり書いていきます
引用元
男「ん」ナデナデ 女「…♪」ギュー
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1327921868/
2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/30(月) 20:19:00 ID:QzSfl/9I
男「次移動教室だっけ?」
男友「うん」スタスタ
男「めんどー」ザッザッ
女「…」トコトコトコトコトコ
女友「…」
女友「(大股な男に頑張って付いていく女ちゃんマジカワユス)」ハァハァ
男友「よだれ垂れてるぞ」
4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/30(月) 20:27:40 ID:QzSfl/9I
昼休み
男友「飯食おうぜー」
男「おうよ」
女友「(女ちゃん小動物マジカワユス)」
女「ん」ポス
男「ん」
男友「相変わらず膝の上は定位置だぁね」
女友「(くぬぁー男マジウラヤマシス)」ギリギリ
男「(何かいつも昼の時間に女友に睨まれるんだけど)」
6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/30(月) 20:35:44 ID:QzSfl/9I
放課後
男友「よーし、部活にいくかー」←野球部
男「おー、がんばれよー」←帰宅部
女「ん」ギュ
男「女も早く行かないと遅れるぞ?」ナデナデ
女「もうちょっと、男分補給」ギュー ←吹奏楽部
男「しょうがないなー」ナデナデ
女友「(あぁぁ女ちゃんギューしたいよおぉぉ)」←陸上部
7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/30(月) 20:43:05 ID:QzSfl/9I
次の日
男「おーっす」
女「ん」ギュ
男「相変わらずだなぁ」ナデナデ
女友「(今日も女ちゃんはちっちゃかわいい)」
女友「写メろう」パシャパシャパシャ
男「おい」
女「…」ジー
女友「はっ」
女友「(女ちゃんがこっち見てる!見ているぞおおお!)」
男「おい」
8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/30(月) 20:52:30 ID:QzSfl/9I
昼
男「ほれ、あーん」
女「あむ」パク
野球部マネージャー「(男友先輩を昼食に誘いに来たんですが、)」
野球部マネージャー「なんですかあれ」
男友「日常だ」
マネジ「え?」
男友「微笑ましいだろう?」
クラスメイトA「かわいいよな」
クラスメイトB「眼福だぁ」
マネジ「(このクラスのみんなは毒されたのだろうか)」
9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/30(月) 21:01:57 ID:QzSfl/9I
女「いたっ」ステン
男「!」
男「どうした」
男「どうした」
男「どうした!」
女「転んだ、擦りむいた」
男「よし、保健室行こう、そうしよう」ヒョイ
女友「(出たー!お姫様だっこだぁー!)」ズギュウウン
男友「てか恥ずかしくないのか?男も女も」
男「言ってる場合か!」ダダダ
男友「(過保護。ほんとバカップルだぁね)」
18 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 18:58:17 ID:AZe6Zg2o
女「…」ジー
男「どした?」
女「なんでそんな大きいの」←145cm
男「あー…(個人差とか言えない)」←190cm
男「毎日牛乳飲んでる」
女「…ふむ」
次の日
女「…けぷ」
男「…」
19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 19:02:17 ID:AZe6Zg2o
女「…」
男「…」
女「うぐ」グギュルルル
女「…トイレ」
男「…おう」
男「(いくら飲んだんだろうか?)」
男友「牛乳って身長と関係なかったと思うぞ?骨が固くなるだけで」
男「そうなのか?」
20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 19:11:23 ID:AZe6Zg2o
女「…」ジー
女友「…何ですの?(女ちゃんが見てるよぉぉ!)」
女「なんでそんな大きいの」ペタン
女友「…えーと(貧乳カワユス!ギューしたい!)」タユン
女友「毎日欠かさず牛乳飲んでますわ!(効果あるか知らないけど)」
女「…」
女友「(あれ?なんでがっかりしてるの?)」
次の日
女「…うっぷ」
男「(またか)」
女友はですわ口調な。表面上は。
21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 19:16:31 ID:AZe6Zg2o
男友「そういや男はなんで部活してないんだっけ?」
男「勧誘が来なかった」
男友「あー…」
男友「(背がでかい上に鋭い目付き)」
男友「(そしていかつい顔付きはまさに番長)」
男友「納得」
男「…」ヌッ
男友「睨んで見下ろすのマジ怖いからやめて」
22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 19:22:55 ID:AZe6Zg2o
男「お前は野球部だったか?」
男友「おうよ」
男「決めた」
男友「え?」
男「応援団をやる」
男友「は、はぁ」
男「声の大きさには自信があるぞ」
男友「そ、そうか」
男「大会の時は応援するぞ」
男友「あぁ…サンキュ」
男友「(周りがビビるんじゃなかろうか)」
23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 19:28:00 ID:AZe6Zg2o
部活動
男友「(俺は技巧派の二番バッター!)」
男友「(バントだってお手の物!)」コツン
マネジ「(さすが先輩!理想的なバントですね!)」
マネジ「だけど」
パシン
審判「アウト、チェンジ」
男友「え?」
マネジ「ツーアウトなんですから送りバントじゃなくてセーフティ狙ってください!」
24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 19:36:02 ID:AZe6Zg2o
女友「はっはっ」タッタッタ
女友「(確かあそこの教室の窓から…)」
女「っ!」ドンッ
女友「(見つけたー!大太鼓必死で叩く女ちゃんカワエー!)」
女友「ふへへぇ」ニヘラ
陸上部「止まってないで走れ!」バシン!
女友「あいたっ!」
25 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 19:44:33 ID:AZe6Zg2o
女「どうすれば大きくなるの」
女友「(ま、またかー)」ボユン
女友「も、揉めば…いいのでないかしら」
女友「(あたしがモミモミしてあげたい!)」
女「ふむ」
女「男ー」
男「ん?」
女「も」
クラスメイトA「!」クルッ
クラスメイトB「(眼福!)」クルッ
クラスメイトC「(振り替えったらいかんのか?)」クルッ
女「…」
女「なんでもない」
男「?」
女友「(さすがに教室だと人目が気になるよねー)」
26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:00:44 ID:AZe6Zg2o
団長「君が入部志望の男かっ!」
男「ああ」
団長「早速だが声出ししてもらおうかっ!」
男「スゥー」
男「ダアアアアアアア!」
団長「っ!素晴らしいっ!」
団長「だがっ!まだ出せるはずだっ!」
団長「オアアアアアアア!」
男「デアアアアアアアア!」
団長「ドッゴラアアアアアアア!」
団員「(すげえ)」
団員「(あの団長と張り合ってる!)」
団員「(あいつ、とんでもねぇな)」
男友「(外まで聞こえてくる。うるさい)」コツン
審判「アウト、チェンジ」
マネジ「だからツーアウトですって!なんで送りバントするんですか!」
27 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:06:08 ID:AZe6Zg2o
女「…」
女友「(女ちゃんかわいいなぁ)」
女「…」
女友「(ハグハグしたいなぁ)」
女「…」
女友「(ペロペロしたいなぁ)」
女「…」
女友「(ハメハメしたいなぁ)」
女「…」
女「視線が怖い」ギュ
男「おい」ギンッ
女友「ひいっ!」ビクッ
28 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:11:08 ID:AZe6Zg2o
女「んー」←膝の上
男「うーん」ツン
女「むにゅ」
男「おっ」
男「(面白い)」ツンツン
女「むにゅにゅ」
男「(ぷにぷにっと)」ツンツンツン
女「むー」ガブッ
男「あいって!」
30 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:16:36 ID:AZe6Zg2o
女「…」ムスッ
男「あー、悪かったって」
女「…」プイッ
男「ほら」ナデナデ
女「!」
男「な?」ナデナデ
女「許す」
男「好きありちょんまげ」ツン
女「っ!」ガジッ
男「あっくあ!」
31 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:24:42 ID:AZe6Zg2o
男友「地方大会も決勝まで進んだぜー」
男「え?」
男友「ん?」
男「いつの間に」
男友「スレタイと関係ないからな」
男「あぁ…」
男友「決勝戦は応援に来るんだろ?」
男「ああ、がんばれよ」
男友「おうよ!」
女「…」
男「勝利祈願。撫でてもいい」
女「えっ」
男友「マジで?じゃ遠慮なく」ナデナデ
女「むぅ…」
男友「(すげぇ、なんか勝てる気がしてきた)」
32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:29:19 ID:AZe6Zg2o
団長「決勝戦に備えて練習だっ!」
女「…」
男「あれ?なんで女がここに」
女「太鼓要員」
男「そうか」
女「肺活量には自信ある」
男「それ太鼓と関係ないよな?」
33 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:35:19 ID:AZe6Zg2o
地方大会決勝戦
男「フレェーー!フレェーー!」
女「っ」ドンドン
男友「!」
男友「(男の学ラン姿…)」ブンッ
男友「(かなりハマってやがる!)」スカッ
バシーン
審判「ストライク。バッターアウト」
男友「しまった」
マネジ「何やってるんですか先輩!」
34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:42:08 ID:AZe6Zg2o
男友「(九回裏、一点差)」
男友「(二死二三塁)」
男友「(決める!)」カッ
ピッチャー「ライジングショットォ!」ズゴオォォ
男友「こんな速い球打てるか!」スカッ
バシーン
ゲームセッ!
男「負けやがった」
クラスメイトC「戦犯」
35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:49:44 ID:AZe6Zg2o
マネジ「負けちゃいましたね…」
男友「そうだなー…」ズーン
男友「(甲子園にいけたときにしようと思ってたのに)」
男友「(しまらねぇなー)」ハァ
マネジ「…先輩?」
男友「え、何?」
マネジ「また来年頑張りましょう!」
男友「…ああ、そうだな!いつまでもくよくよしてらんねーな!」
マネジ「それよりも…」
男友「え?」
マネジ「わ、わたしずっと待ってるんですからね?」
男友「…うえぇ?」
36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/01/31(火) 20:54:29 ID:AZe6Zg2o
マネジ「負けたからなんですか」
マネジ「い、一緒に頑張ればいいんです!」
男友「お、おう」ドキドキ
マネジ「…」ドキドキ
男友「マネジ!」ドキドキ
マネジ「は、はい!」ドキドキ
男友「お、おお俺は、お前のことが」
女「スレチ」ギュ
男「よそでやれ」ナデナデ
男友「おいこら待て」
41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 19:19:23 ID:CbiLOejk
男「海に来た」
女「海釣り」
男「防波堤ナウ」
女「…」ワクワク
男「水着?なに言ってるんだ」
女「?」
男「独り言だ」
42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 19:21:54 ID:CbiLOejk
男「よし」←折り畳みイス
女「よいしょ」←膝上
男「…あー」
女「?」
男「釣りできないからどいてくれ」
女「…」ションボリ
43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 19:26:50 ID:CbiLOejk
釣りの知識とかないからエサとかルアーとかは書かない。各自妄想してね!
魚「あー、だりー」
魚「俺ももう歳かな…」
魚「ん?」
女「…」
魚「…今まで幾多の釣り人のエサだけは食わなかったが」
魚「あのかわいこちゃんに釣られるなら本望だ」パクッ
44 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 19:31:57 ID:CbiLOejk
男「おっ」
女「?」
男「かかった」
女「!」
男「これは…大きいかな?」グイグイ
魚「何だろう、女の子なのに結構引きが強い」
魚「だがもうすぐ水面だ」
魚「さあ、かわいこちゃんのお顔を近くで眺めさせてくれェ!」ザバーン
男「おっこいつはでかいんじゃないか?」
魚「クマアアアアアア!」
45 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 19:39:54 ID:CbiLOejk
女「…」
男「よっ」グイ
魚A「美少女と聞いて…あれー?」ザバーン
女「…」
男「ほっ」グイ
魚B「おにゃのこじゃないじゃないですか!やだー!」ザバーン
女「…」ポス
男「…だから膝の上は」
女「男ばっかりずるい」ムスー
男「(釣れないから俺に釣らせないのか?)」
46 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 19:46:45 ID:CbiLOejk
女「…」
男「(この体制じゃ釣りできないから眺めることにしたけど)」
男「(大丈夫かな?)」
女「太鼓叩いてるから力はある」キリッ
男「(とは言っているが)」
魚「うはwww幼女のエサktkrwwww」パクッ
女「!」
女「うわっうわっ」グググ
男「おっと」ダキッ
男「(小さいから踏ん張りがきかないんだよな)」
47 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 19:51:39 ID:CbiLOejk
女「ぐぬぬ」グイグイ
男「もうちょっとだ」
女「おりゃあ」グイ
ザバーン
魚「うはwww幼女に釣られた俺勝ち組wwww」
女「…」
女「やった」ニコ
48 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 19:57:14 ID:CbiLOejk
しばらくして
男「結構釣れたな」
女「満足」
男「そろそろ帰る支度を」ガン
ザバーン
男「あっ」
女「クーラーが」
男「釣った魚が全部海に」
女「…」ジー
男「…」
男「てへぺろ」
女「…」ゲシッ
男「いてっ」
49 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:03:53 ID:CbiLOejk
男「そういやマネジとはどうなっているんだ?」
男友「んー?結構色々と」
男「やっぱいいや」
男友「なぜ聞いたし」
男友「そういうお前はどうなんだよ、女とさー」
男「んー?なんとも」
男「てか付き合ってないしな」
男友「えっ」
男「ん?」
50 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:11:30 ID:CbiLOejk
男友「付き合ってないとな?」
男「ああ」
男友「あんだけ教室でいちゃこらしてるのに?」
男「告白してもされてもいないしな」
男友「一緒のベッドで寝たのに?」
男「なぜそれを」
男友「男母→俺のカーチャンとあらやだ奥さん→家庭の食卓」
男「お袋のやつ」
男友「で?ナニかをやったんだろう?」
男「ナニとかしてねーよ」
51 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:17:36 ID:CbiLOejk
とある夜
女「お泊まり」
男母「ゆっくりしていってね!」
夕食
男「…ほれ」
女「あむ」←膝上
男母「あらやだかわいい」
男「風呂?別々だが何か?」
女「眠い」ウトウト
男母「男の部屋で寝ていってね!」
男「え?」
52 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:21:15 ID:CbiLOejk
男の部屋
男「これはいい抱き枕」ダキッ
女「あったかい」ギュ
男「…」クカー
女「…」スゥスゥ
男「こんな感じ」
男友「なにこれほんわか」
53 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:26:37 ID:CbiLOejk
男友「俺とお前との付き合いも結構長いよなー」
男「まだ半年くらいだろ」
男友「そうだっけ?」
男友「まあいいや。あの頃はお前もトンがってたよなー」
男「そうか?」
男友「今と比べると全然違うからな」
54 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:30:32 ID:CbiLOejk
回想
担任「えー、転校生を紹介するぞー」
男友「せんせー!女の子ですかー!?」
担任「見てからのお楽しみだー」
ガヤガヤ
担任「よし、入ってきてくれー」
ガララ
男「…」ヌッ
男友「!?」
55 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:36:40 ID:CbiLOejk
担任「ほら、自己紹介」
男「男。…よろしく」
クラスメイトA「(でかい!いかつい!こわーい!)」ビクビク
クラスメイトB「(これは眼福になりえない…)」ビクビク
クラスメイトC「(びびったらいかんのか?)」ビクビク
男友「(どこの番長だよあいつ…)」ビクビク
シーン
担任「男の席はー、あそこな」
56 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:40:08 ID:CbiLOejk
スタスタ
女「…」
男「(こいつの隣の席か)」ガタッ
男「よろしく」
女「ん」
男「…」
男「(小さいな)」
女「(大きい)」
57 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:46:52 ID:CbiLOejk
現在
男「あのときは女との出会いでもあったな」
男友「マジ怖くてさ、近付けなかったわ」
男「それほどか?」ギラン
男友「その睨みは未だ慣れないや」ビクビク
男友「そういやあのときは女も寄り付かなかったな」
男「そうだったな」
男友「この際だからさ、どうやってなついたのか教えてくれよ」
男「構わないが」
58 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:52:52 ID:CbiLOejk
再び回想
女友「女ちゃーん」
女友「ナデナデ」
女「むー」
クラスメイトD「きゃー、かわいい」
クラスメイトE「あたし、抱き付いちゃうっ」ダキッ
女「うにゅー」
クラスメイトA「(こんな感じで女ちゃんはクラスのマスコットアイドルでした)」
クラスメイトA「(…なぜ俺がナレーションを)」
クラスメイトB「眼福だぁ」
59 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 20:59:05 ID:CbiLOejk
帰り道
女「(みんなに可愛がられるのは嬉しいんだけど)」
女「(疲れる)」グッタリ
変態「…ぐへへ」
女「(…変な人がいる)」
女「(避けて通らなきゃ)」
変態「そこのカワイコちゃーん」
女「(…うぅ)」
60 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:03:22 ID:CbiLOejk
変態「おじさんとさぁ、楽しいことしなーい?ぐへ」
女「(気持ち悪い…)」
女「…嫌です」
変態「そんなこと言わないでさぁー」ガシッ
女「っ!」
変態「さ、行こうか」グイ
女「離してっ…」
男「おい」
61 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:05:53 ID:H68mMM7g
やだ…男カッコイイ
62 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:07:27 ID:GsRBtu.U
来たな変態
63 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:07:31 ID:CbiLOejk
変態「!」
男「…」
変態「んー?誰だい君。邪魔しないでくれないかね」
男「…」ギンッ
変態「う…」タジッ
変態「くそっ」ダッ
女「!」グイ
男「待て」ガシッ
変態「ぐっ」
64 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:14:03 ID:CbiLOejk
男「…」ギリリリ
変態「いっ痛い!離して!」
男「…」
変態「…離せっつってんだよぉ!」ブンッ
男「ふん」バシッ
変態「なっ」
男「<◎><◎>」ギロリ
変態「っ!ひいっー!」ダカダカダカ
65 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:19:01 ID:CbiLOejk
女「…」
男「大丈夫か?」
女「っ」ダキッ
男「!」
女「怖かった…」ギュ
男「…」
男「何もなくてよかった」ナデナデ
女「!」
女「(何だろう)」
女「(この人に撫でられると、安心する)」
女「…」ギュ
男「…」ナデナデ
66 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:27:05 ID:CbiLOejk
次の日
男友「でさー、福引で二等賞が当たったわけよ」
クラスメイトC「すごいな男友、どうやったんだ?」
ガララ
男「おはよう」
男友「!」ビクッ
クラスメイトC「!」ビクッ
男友「お、おはよー…」タラタラ
男「…」
ガララ
女「おはよ」
女友「(!来た!女ちゃん来た!これで今日も勝つる!)」
67 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:32:00 ID:CbiLOejk
女「あ」
男「ん?」
女「…」タッタッタ
女「…」ギュ
男「!」
男友「!?」
クラスメイトA~E「!?」
女友「!!?!」
男友「(女ちゃんが男に抱きついてる?どういうことだってばよ)」
68 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:43:45 ID:CbiLOejk
女友「あ、ああ、あーた!!」
男「ん?」
女友「な、なんで女ちゃんがあなたに抱き付いてっ」
女友「い、いい一体何を、な、なさったんです、の!?」
男「…」
女友「まま、まさか女ちゃんに、」
女「…」
女友「何か、何か変なことをっっ」
女「…」
女友「なさっなさったんじゃあ…」
女「…」
女友「…」
女「…」ジロ
女友「…何でもございませんの…」ションボリ
クラスメイトB「(その日の夜、女友は枕を濡らしたとさ)」
69 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:49:08 ID:CbiLOejk
クラスメイトB「(そして女ちゃんは、)」
クラスメイトB「(マスコットアイドルから男専用子アヒルとなりました)」
クラスメイトB「(…これはこれで目の保養だぁね)」
回想おしまい!
男友「なるほど、あの日いきなり抱きついてたのはそういう…」
男「うむ」
男友「それからお前はなんか丸くなったんだよなー」
男「俺はよくわからんのだがな」
男友「クラスにも馴染んだしなー」
70 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:52:49 ID:CbiLOejk
マネジ「男友せんぱーい!」
男友「お?」
マネジ「早く行かないと部活に遅れますよー!」
男友「え、もうそんな時間!?」
男友「じゃあ男、また明日な!」ガタッ
男「おう」
男「…」
男「俺も帰るかな」
71 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:55:57 ID:CbiLOejk
女「あ」
男「お」
女「…」ギュ
男「部活は?」
女「今日は休み」
男「そうか」
男「…」
男「一緒に帰るか」
女「うん」
72 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 21:59:44 ID:CbiLOejk
女「…」
女「あのときのお礼」
男「ん?」
女「まだ言ってなかった」
男「そうだっけ」
女「…ありがとう」ギュ
男「おう」
女「…撫でて」
男「ん」ナデナデ
女「…♪」ギュー
おしまい!
75 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/02/01(水) 22:40:26 ID:7LK87N8.
乙
引用元
男「ん」ナデナデ 女「…♪」ギュー
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1327921868/