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女「や、また来たわ」

1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 13:26:09 ID:gtyzbc6Q


女「や、また来たわ」

男「……鍵が壊れてる事をいい事に勝手に入ってこないでください」

女「いいじゃない。君と私の仲でしょ?」

男「研究室の先輩後輩関係ですよね」




引用元
女「や、また来たわ」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1345955169/
2 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 13:31:22 ID:gtyzbc6Q


男「研究室の先輩後輩関係ですよね」

女「それと一夜限りの、ね」

男「そんな淫らなシチュエーションは今までありませんでした」




3 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 13:38:42 ID:gtyzbc6Q



女「ノリが悪いなぁ。女の子に嫌われるよ」

男「別にいいです」

女「私は嫌いには――」

男「レポート仕上げたいので要件を早めにお願いします」

女「……釣れないなぁ」




4 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 14:10:53 ID:gtyzbc6Q


男「ともかく一旦カラムで試してください」

女「お、助かるわぁ。お礼にお姉さんからキスしてあげる!」

男「鱚ですか?ください」

女「んー……」

男「そっちはいりません」




5 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 14:19:18 ID:gtyzbc6Q


女「えぇ、いるって……」

男「魚の鱚なら欲しいです」

女「そっち……何だぁ……」

男「何でいつも僕にキスをしようとするのですか?」

女「え、好きだから」




6 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 14:31:17 ID:gtyzbc6Q


男「……いつも言ってますが僕は好きじゃないです」

女「じゃあ何でデートとかには来てくれるの?」

男「……関係ないです」

女「そこでつまったのは……」

男「うっさい、帰れ先輩」

女「えぇー……」




7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 14:35:07 ID:gtyzbc6Q



男「ともかく帰ってください。後は次からまともな服を着てきてください」

女「えー、短パンキャミだめなのー?」

男「ダメです……色々とダメです!」

女「えー、何でよ!」

男(でっけぇモノぶら下げてキャミ一枚で来るな!)

男「何でもです。次からは服を着てください」




8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 14:46:45 ID:gtyzbc6Q


男「……また、ですか」

女「いいじゃん。男君に猛烈アタックなう、ってところなんだから」

男「……僕に恋人いたらどうするんですか?」

女「……えっ?」

男「僕に恋人でもいたらこの状況を見て浮気してると……って先輩?」




9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 14:53:13 ID:gtyzbc6Q


女「ご、ごめんね……私そこまで考えてな、くて……必死に……」

男「……ごめんなさい、先輩。恋人なんていませんよ」

女「え……うわああぁぁぁぁぁぁぁぁん!」

男「更に泣くのかよ!?」




10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 14:56:14 ID:gtyzbc6Q



女「ご、ごめんね……何か居ない事に安心して」

男「……そうですか」

女「うん……どさくさに紛れて抱きしめてくれた」

男「……今回だけですよ」




11 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 15:00:21 ID:gtyzbc6Q


女「で、何で顔が赤いの?」

男「(胸のせいだバカ先輩)……何でもないです。ニヤニヤしないでください」

女「……デレたかや?」

男「デレは無いです……方言可愛いですね」

女「そう?訛り好き?」

男「……時々出るのがドキッときます」

女「へぇ……そうなんだ」




12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 15:04:41 ID:gtyzbc6Q


男「もう帰ってください」

女「えぇー!泊めてよー!1人暮らしなんだしさ!」

男「帰ってください」

女「ちぇ……あ、お姉さんの胸を思い出しながらエッチな事してもいいからね?」

男「帰れ、この淫魔!」

女「じゃあねー、また明日の研究室でねー」

男「……疲れた……」




13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 15:07:42 ID:gtyzbc6Q



男「先輩、いますか?」

女「あー……男君。こんばんはー。夜這い?」

男「違います。風邪ですか?」

女「うん、夏風邪だねー」

男「どれ……って熱!」

女「君のせいだよ」

男「えっ、何で」

女「女の人をいきなり断りなく触っちゃだめだよー」

男「……すみません」




14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 15:13:22 ID:gtyzbc6Q



男「ほら、寝ててください。今何か作りますから」

女「え、お客様だから接待しなきゃ」

男「そんな状態で動けるのですか?」

女「でも……」

男「いいから寝てろ、先輩。次、ウチに来た時に接待してくれればいいです」

女「……ありがとう」




15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 15:16:09 ID:gtyzbc6Q

男「起きてください、先輩。できましたよ」

女「あ、ありがとう……」

男「食べれますか?」

女「……あ、あーんして」

男「……幻聴が聞こえたようだ」

女「食べさせて!」

男「……はいはい」

女「やった!」




16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 15:20:49 ID:gtyzbc6Q

男「口拭いてください」

女「うん……ごちそうさまでした」

男「じゃ、寝ててくださいね」

女「うん」




19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 22:50:20 ID:gtyzbc6Q


男「寝てろって言いましたよね」

女「うん、でも寝れないよ」

男「……」

女「少し、話してくれない?」

男「風邪が移らない程度には」

女「ありがと」




20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 22:53:17 ID:gtyzbc6Q



女「ね、私の事好きじゃないでしょ?」

男「何ですか、唐突に……」

女「答えてくれる?」

男「……好きではないです」

女「うん……」

男「でも、嫌いでもないです」

女「そっか……ありがとう」




21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 22:54:35 ID:gtyzbc6Q



男「けれども気になる人ではあります」

女「……そ」

男「先輩、寝ちゃってください。早く直して……研究室に行きましょう」

女「ありがとうね、お休み」

男「はい、お休みなさい、先輩」




22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 22:56:11 ID:gtyzbc6Q



女「や、おはよう」

男「おはようございます……治りましたか?」

女「ちょっと残ってるけど大丈夫よー」

男「ならいいです。一日分の遅れ取り戻してください」

女「うん、ありがと!」

男「腕を組むな!バカ先輩!」




23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 22:57:44 ID:gtyzbc6Q


女「暑い~……」

男「……」

女「どした?じっと見て」

男「……胸元を仰がないでください」

女「見てたの?エッチ」

男「悪いか」

女「開き直るとは思わなかったわ……もっと見る?見たい?」

男「暑いから近寄るな、先輩」

女「えい」

男「暑い!」




24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 22:58:54 ID:gtyzbc6Q



女「そんな乱暴にしなくても……」

男「寒いのは我慢できますが暑いのは我慢できません」

女「ちぇ……ねぇクーラー付けようよ」

男「……そうですね、付けますか」




25 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:00:27 ID:gtyzbc6Q



女「あー……涼しい……」

男「初めから付ければ良かったですね」

女「これでくっつき放題!」

男「やっぱり消しましょう」

女「汗疹できるからやめて……」




26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:01:26 ID:gtyzbc6Q


男「……俺のベッドで寝るなよ」

女「……すぅ……すぅ……」

男「……寝てるか?」

女「……」

男「……」

女「その手はどこに行くのかな」

男「!!」

女「私のおっぱい揉もうとした?」

男「き、気のせいです」

女「触ってもいいよー、その代わり抱きしめさせてー」

男「先輩、もう抱きしめてるだろ!」




27 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:02:41 ID:gtyzbc6Q



男「はぁ……」

女「私の体の感触どうだったかや?」

男「……ノーコメント」

女「もっと触ってもいいわよー」

男「え、遠慮します」




28 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:03:19 ID:gtyzbc6Q


男「あ、雨……」

女「私傘持って来てないよ」

男「仕方ないですね、僕のを……」

女「凄い降って来てる」

男「雷も……この中を歩いて帰る勇気は」

女「無いよ」

男「ですよねー」

女「止まなかったら泊まらせてくれない?」

男「……止むを得ません」




29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:03:47 ID:gtyzbc6Q


女「風呂貸して」

男「はい。バスタオルもどうぞ。着替えは?」

女「今着てるの着るからいいよ」

男「分かりました」




30 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:04:16 ID:gtyzbc6Q



女「上がったよー……レポート?」

男「はい。早いウチに提出したいんで……」

女「ふぅん……入る?」

男「はい。何か喉乾いてるなら適当に出してください」

女「はいはい。私の残り湯で楽しんできてね」

男「……めっさり入りたくなくなりました」




31 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:04:50 ID:gtyzbc6Q


男「何で僕の服を着てるんですか?」

女「何となくー。しかし大きいね。男君、身長何センチ?」

男「確か175あたりでした」

女「はー、私と10センチも違うのか」

男「それより着替えてください。パンツ見えてます」

女「見せてんの」




32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:05:18 ID:gtyzbc6Q



男「どこで寝ますか?」

女「男君の匂いがするところ!」

男「なら僕は床で寝ます」

女「ちょっと待ってよ――」




33 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:06:01 ID:gtyzbc6Q



男「……一緒に寝る意味は?」

女「くっつきあって恋愛関係に……」

男「ないです」

女「ちぇ」

男「ちぇ、じゃないですよ」

女「……おやすみ男君」

男「お休みなさい」




34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:06:36 ID:gtyzbc6Q



男「ごほっ……」

女「やー、まさか風邪が映るとは」

男「……先輩の風邪の残りが僕に来たんですね……」

女「う、うん、そうだね」

男「一緒に寝たから……って何で先輩は」

女「ううん、寝てからキス何てしてないよ?」

男「へぇ、したんだ」

女「……てへ」

男「てへ、じゃねぇ!もっかい移すぞコラ!」

女「キスしてくれる?んー……」




35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:07:05 ID:gtyzbc6Q



女「……本当にしてくれるとは」

男「……何か可愛かった」

女「ありがと……って事は次はまた私が風邪を引くのね」

男「その時はしっかりと介抱してあげますよ」

女「ありがと!」

男「うわっ、抱きつく……やめろ、これ以上風邪を移させるな!」




36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:10:01 ID:gtyzbc6Q


短いけど終わりです。これ以上はグダるのでやりません。

ここで普通に400こえるSSあるのに何で普通に面白いままなのか分からない。

単純に僕に文才が無いだけなのかしら。




37 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/26(日) 23:11:07 ID:gtyzbc6Q


追記、カラム、ではなくてクロマトグラフィーです。恥ずかしい……!




42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/27(月) 09:00:59 ID:zac4cvoQ





43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/08/27(月) 21:11:11 ID:GJ19D6vY






引用元
女「や、また来たわ」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1345955169/
[ 2012/08/29 12:00 ] 男女SS | TB(0) | CM(0)
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