広告募集してません(半ギレ)
ヘッドライン

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

男「ヒャッハー!」クンカクンカ 幼馴染「…」

1 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 21:54:31 ID:m/1sjs5A

男「あぁああぁぁぁ、良い匂いー!」
ゴロゴロバタバタ

男「俺のベッドはあんなに臭いのに」

男「幼のベッドは何でこんなに良い匂いなんだろう」
クンカクンカ

男「たまらん!これはたまらん!」
クンカクンカ




2 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 21:54:58 ID:m/1sjs5A

幼(とっさにクローゼットに隠れちゃったけど…)

幼(出るに出られない…どうしよう)

男「ベッドだけじゃなくて、部屋中が良い匂いだ!」

男「…ひょっとして、何か散布してるのかな?」

男「香水とか?」

男「…」
クンカクンカ




3 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 21:55:25 ID:m/1sjs5A

男「いやいや!この匂いは香水じゃあないだろう!」

男「これはきっと…幼の体臭?」

男「体臭って何だか、クサいってイメージだからダメだな」

男「これ、もう人間の匂いじゃないな!」

男「きっと天使の香り…とか、そんなんだ!」

男「そうじゃないと、説明がつかない!」

幼(アホか)




4 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 21:55:51 ID:m/1sjs5A

幼(て言うか、勝手に部屋に入ってきたと思ったら、何て事してんの)

幼(かれこれ1時間近くああして、ベッドの上をゴロゴロしてるけど…)

幼(…そろそろ飛び出して、ビビらせてやろうか)

男「…この天使の香りは、他の物からも発せられているんだろうか」

幼(は?)

男「例えば…服とか、どうだろう?」

男「気になる!すげー気になる!私、気になります!」




5 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 21:56:17 ID:m/1sjs5A

男「いつも傍に居るのに、今まで気付かなかったなー」

男「この香りは、外気に触れると、消えてしまうんかなー」

男「服…嗅いで、確かめてみよう!」

幼(勝手にタンスを開けるつもり?)

男「確か、一番上の段はシャツが入ってるはずだ!」

幼(…ま、まぁ、シャツくらいなら良いかな)




6 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 21:56:56 ID:m/1sjs5A

幼(そうだ!この様子を携帯で撮って、後で何かおごらせちゃおうか!)

幼(へっへっへ…先に犯罪行為に走ったのは、そっちなんだからね)

幼(天網恢々疎にして漏らさずだよ!)

幼(録画開始っと)
ピロリン

男「ん?今、何か音がしたような?」

幼(ヤバい!バレた?)




7 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 21:57:42 ID:m/1sjs5A

男「クローゼットの方か?」

男「…でも、クローゼット開けたら殺すって言われてるしなぁ」

男「タンスなら、後で言い訳出来るしな!」

幼(どんな理屈だそれは!…て言うか、男が馬鹿で助かったー)

男「それじゃ、タンスを…」
スラッ

幼(開けたね、私のタンスの引き出しを…)




8 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 21:58:47 ID:m/1sjs5A

幼(撮影ばっちり…ふっふっふ)

幼(これは駅前の例のアレを10回くらい奢ってもらわないと…)

男「おぉ…これは…」

男「引き出しを開けただけで、もう…」

男「天使の香りがする!」

男「そして…この…」
ガシッ

男「几帳面に折り畳まれたTシャツ!」
クンカクンカ

幼(Tシャツ取られた…)




9 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 21:59:52 ID:m/1sjs5A

男「これ、洗剤の匂いかな?」

男「いやいや、違うだろ!」

男「だってベッドからも同じ匂いがするんだから!」

男「はぁ…良い匂い…」
クンカクンカ

幼(私のTシャツ握りしめて、うっとりしてる…)

幼(…私、そんなに匂うかな?)
クンクン

幼(別に匂わないと思うけど…)




10 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:00:32 ID:m/1sjs5A

男「幼は几帳面だから、きっと次の段はブラが入っているに違いない」

幼(なっ!?)

幼(当ってるけど、それはダメだから!)

幼(もう飛び出そうか!)

男「何とも言い難い魅惑の引き出しだが…」

男「それやっちゃ、本格的に犯罪だからやめておこう」

幼(ふぅ…ま、Tシャツの匂い嗅いでる時点で、アウトだけどね)




11 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:01:06 ID:m/1sjs5A

男「だから一番下の段を開ける!」
スラッ

幼(!)

男「やはり靴下…」

幼(しまった!飛び出すタイミングが…)

男「…」
クンカクンカ

幼(ちゃんと洗濯してるとは言え、靴下の匂いなんて…)




12 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:01:40 ID:m/1sjs5A

男「靴下ですら、天使の香りが!」

男「学校指定のソックスからでもこんな匂い!」

男「もうこれはアレだ!幼が天使なんだ、きっと!」

幼(な、何言ってるのよ、男ってば…)

幼(て、天使なんて、言い過ぎだよ…もう)

男「はぁ…良い匂い…」
クンカクンカ




13 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:02:04 ID:m/1sjs5A

幼(天使って言われて、悪い気はしないけど…)

幼(靴下の匂い嗅がれるとか、超恥ずかしい!もう限界だわ!)

バァン!

男「!」幼(!?)

幼父「さっきから黙って見ていれば…お前は何してんのかな?ん?」

男「あ、おじさん。どうもお久しぶりです」

幼(え?お父さん?)




14 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:02:29 ID:m/1sjs5A

男「いつ単身赴任終わったんですか?」

幼父「終わってねぇよ!」

男「え?」

幼父「ちょっと遅めの夏休みだ!」

男「ずいぶん遅い夏休みですね」

幼父「忙しかったんだよ!」

男「お仕事ご苦労様です、おじさん」




15 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:03:09 ID:m/1sjs5A

幼父「おうよ!超疲れてるぜー俺は!」

男「こんな時間に、ビックリしましたよ」

幼父「そうだろ?実は幼ちゃんにも内緒で帰ってきたんだぜー」

男「え?」

幼父「幼ちゃんのビックリした顔が見たくてなー」

男「あぁ、おじさんも幼も、サプライズ好きですもんね」

幼父「おうよ!驚かせるのは大好きだぜ!」




16 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:03:40 ID:m/1sjs5A

幼父「でも幼ちゃん、居ないのな」

男「ちょっと出かけてるみたいですね」

幼父「こんな夜遅くに…どこ行った?」

男「俺に聞かれても…驚かせられなくて残念ですね」

幼父「おう…でもまぁ、今からでもビックりはさせられるだろ」

幼父「幼ちゃんが帰って来たらな!」



幼(まぁ、ビックリはしてますけどね)

幼(クローゼットの中で、ですけどね)




17 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:04:08 ID:m/1sjs5A

男「それにしても、久しぶりですね」

幼父「正月以来だな」

幼父「可愛い一人娘を家に残して、単身赴任」

幼父「隣りに住んでるのが、お前の両親じゃなかったら」

幼父「絶対一緒に連れて行くんだけどな」

幼父「幼ちゃん、引越しするの絶対嫌って言うし」

男「来年受験だし、転校するのが嫌なんじゃないですか?」




18 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:04:30 ID:m/1sjs5A

男「なにせ、学校が家の向かい、登校時間30秒って、魅力的だし」

幼父「まぁ、そりゃあそうだが」

幼父(…引っ越さない理由は、別にあると思うんだがな)

男「え?何ですか、そんな目で見つめられても困りますよ」

男「俺、好きな人居るんで…ごめんなさいっ」

幼父「うるせぇよ!」




19 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:05:02 ID:m/1sjs5A

幼父「そんな事より!おい!ごまかされないぞ?」

男「え?なんの事ですか?」

幼父「その右手に持った、Tシャツと」

幼父「左手に持った、靴下は何だ?」

男「あぁ、これですか、これの事ですか」
クンカクンカ




20 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:05:28 ID:m/1sjs5A

男「こうやって…匂いを嗅いでいたんですよ」
クンカクンカ

幼父「こ、この野郎…」

幼(ヤバイ…お父さん、超怒ってる…?)

幼(助けに出るべき?いや、でも…自業自得だし…)

幼父「そんな事は見れば解る!」

男「えっ?」 幼(えっ?)




21 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:05:55 ID:m/1sjs5A

幼父「て言うか、お前がベッドでゴロゴロしてた所から見てたからな?」

男「あぅ…そうっすか…」

幼父「実は15分くらい前から見てたんだぜ?」

幼(えっ?)

男「なんか、すいません」

男「娘さんのベッドの上で転がったりして」

幼父「俺が怒ってるのはそこじゃねえぇぇ!」




22 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:06:17 ID:m/1sjs5A

幼(そうだよ!謝る所、そこじゃ無いし!)

男「あっ、ベッドやシャツや靴下の匂いを嗅いだりしてすいません」

幼(そうだよ、そこが問題だよ!)

幼父「そこでもねぇ!」

男「えっ?」 幼(えっ?)

幼父「幼ちゃんの部屋が天使の香りに包まれている事には同意する!」

幼父「部屋だけじゃなく、色んな物から匂いがする事にも同意する!」




23 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:06:49 ID:m/1sjs5A

幼(え?お父さん、何言ってるの?)

幼父「しかしだ!」

幼父「なぜTシャツ?なぜ靴下?」

幼父「まっさきに取るべきはっ!」

幼父「下着だろうがっ!」

男「えっ?」 幼(えっ?)

幼父「さぁ、幼ちゃんのブラは2段目に!ショーツは4段目に入っている!」




24 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:07:23 ID:m/1sjs5A

幼(な、何でお父さんがそれを知ってるの!?)

男「なんでおじさんがそれを知ってるんですか?」

幼(男!ナイス質問!)

幼父「ぶっちゃけ俺もたまに匂いを嗅ぎに入っているからな!」

幼(はぁ!?)

幼父「幼ちゃんの部屋の事で、俺が知らない事など無い!」

幼(えぇー…なにぶっちゃけちゃってんのー…)




25 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:08:51 ID:m/1sjs5A

幼(引くわー…実の親だけど…)

幼(いや、実の親だからこそ、超引くわー…)

幼父「さぁ、とっとと引き出しを開けろ!男!」

男「おじさん…良いんですか?」

幼父「かまわん!て言うか、一緒に天使の芳香を嗅ごう!」

幼父「幼ちゃんが帰ってくる前に!」

男「解りました!行きますっ!」




26 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:09:23 ID:m/1sjs5A

幼父「最っ高にハイになろうぜ、男よ!」

バァン!

幼「冗談じゃないわよっ!」

男「幼!?」

幼父「幼ちゃん!?」

男・幼父「何でクローゼットの中に!?」

幼「黙って見てれば!二人とも!いい加減にしろーーーっ!!」




27 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:10:03 ID:m/1sjs5A

男「ち、違う!誤解だ!」

幼「誤解じゃない!最初から全部見てたんだから!」

幼「ベッドでゴロゴロした後、Tシャツと靴下の匂い嗅いでたでしょ!」

男「う…」

幼父「そ、そうだ!賊が侵入したと思ったから、お父さんは…」

幼「だから!最初から見てたって言ってるでしょ!お父さんも同罪…」

幼「いや!男よりお父さんの方がタチ悪いよ!」

男「そ、そうだそうだー!」




28 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:10:24 ID:m/1sjs5A

幼「て言うか、二人とも言い訳かっこ悪いっ!」

幼父「幼ちゃん、落ち着いて!ご近所に聞こえちゃうよ」

男「そ、そうだよ落ち着いて…」

幼「あんたらのせいでしょーがっ!」
ゲシッ

男「ッ~~~…ナ、ナイス、足刀…」
バタッ




29 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:10:45 ID:m/1sjs5A

幼父「こ、こら!や、やめなさい!お、お父さんはそんな子に育てた覚えは…」

幼「…ギルティ!」
ゴスッ

幼父「ッッッ~~~ナ、ナイス、正拳突き…」
バタッ

幼「もう…二人とも、バカなんだから」

男「うぅ…」

幼父「…幼ちゃん、落ち着きなさい?」




30 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:11:09 ID:m/1sjs5A

幼父「小さい頃から、空手・柔道・合気道を習わせたのは…」

幼父「可愛いその身を守るためだよ?」

幼父「だーい好きなお父さんにパンチする為じゃないよ?」

幼「そんな事、わかってるよ」

幼「だから、ちゃんと手加減したでしょ?」

幼「…お父さん、お帰りなさい」

幼父「ただいま、幼ちゃん。不自由ないか?元気か?」




31 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:11:33 ID:m/1sjs5A

幼「元気だし、不自由なんてないよ」

幼父「ちょっとは不自由なんじゃないか?寂しくないか?」

幼「おじさんとおばさんがよくしてくれてるから、大丈夫だよ」

幼父「そうかそうか…元気なら良いんだよ」

幼「…そんな事より二人とも!私に言う事あるんじゃない?」

男・幼父「すみませんでしたっ!」




32 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:12:02 ID:m/1sjs5A

幼「うん、許す。でも今回だけだからね?」

幼「今度やったら…」

幼父「わ、わかってる!わかってるから、その拳を下ろして?」

男「落ち着いて!もうしませんから!」

幼「…ところで、男は何で私の部屋に?」

男「あ!そうだった!課題!数学の課題見せて!」

幼「断る!自分で頑張れ!」




33 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:12:41 ID:m/1sjs5A

男「えー?頼むよ!今日一日頑張ってみたんだけど」

男「全然わからなくて、困ってんだよ」

男「それで、教えてもらおうと思って、窓叩いてみたら返事無かったから…」

男「無かったから…そのー」

幼「勝手に入ってきて、ベッドでゴロゴロしだしたんだよね?」

男「悪かったってばよー。頼む!課題見せてくれ!」




34 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:13:06 ID:m/1sjs5A

幼「しょうがないなぁ…明日、教えてあげるから」

幼「自分で頑張りなよ」

男「う…それじゃ、明日、よろしくお願いします」

幼「10時頃にそっちの部屋に行くからね」

男「助かったー!ありがとう、幼!」

幼父(10時か…フフフ)




35 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:13:26 ID:m/1sjs5A




コンコン
幼「おーい、入るよー?」

カラカラ
スタッ

幼「あれ?男、居ないのか」




36 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:13:59 ID:m/1sjs5A

幼「せっかく教えてあげるって言ってるのに」

幼「あ、下に居るのかな?」


幼「あ、おばさん、おはようございます。お邪魔してます」

男母「あら幼ちゃん、おはよう。いらっしゃい」

幼「あの、男はどこですか?」

男母「あ、ちょっとお使い頼んじゃってね、今外出中なのよ




37 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:14:31 ID:m/1sjs5A

幼「あ、そうなんですか」

男母「それでね、ちょっとおばさんも出掛けるんで…」

男母「男の部屋で待っててもらっても良いかしら?」

幼「あ、はい。わかりました、そうします」

男母「ごめんねー」

幼「いえいえ。じゃ、部屋で待ってます」




38 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:15:00 ID:m/1sjs5A

幼「…」

幼「しかし、相変わらず汚い部屋だなぁ」

幼「汚いって言うか、散らかってる」

幼「私が今日来るって解ってるんだから…」

幼「少し位片付けてても良さそうなもんなのに…」

幼「…」

幼「ベッドの横にグラップラー刃牙が全巻積んである」




39 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:15:27 ID:m/1sjs5A

幼「さては昨日、あれから全巻読んだんだな…」

幼「そんな事してる暇あるなら、自分で課題やれるでしょって話しよね」

幼「…」

幼「…私も、久しぶりに読もうかな」
ペラッ

幼「男が帰ってくるまで…ちょっとだけ…」
ペラッペラッ




40 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:16:06 ID:m/1sjs5A

…1時間経過…

幼「はぁー…やっぱ最大トーナメント編、面白いなぁ」

幼「愚地独歩、カッコ良いなぁ」

幼「私もいつか、こんな空手家になりたいなぁ」

幼「男臭い雰囲気がまたカッコ良いなー」

幼「渋川先生もカッコ良いけど」

幼「…」

幼「それにしても遅いな…」




41 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:16:30 ID:m/1sjs5A

幼「ふわぁ…」

幼「昨晩のアレのせいで、ちょっと眠いな…」

幼「男が帰って来るまで、ちょっとだけベッド借りようかな…」
バフッ

幼「はぁ…ふかふか布団、気持ち良いなぁ」

幼「…」
スンスン

幼「これって、男の匂いだよね…」




42 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:16:48 ID:m/1sjs5A

幼「そう言えば自分では臭いって言ってたけど…」
クンクン

幼「そんな事ないと思うけどな?」
クンカクンカ

幼「むしろ心地よい匂いと言うか…」
クンカクンカクンカ

幼「!」

幼「ダメダメ!こんな事してたら、あの二人と同じになっちゃう!」




43 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:17:07 ID:m/1sjs5A

幼「…でも」
クンカクンカクンカクンカ

幼「なーんか、癖になる匂いだなぁ…」
クンカクンカクンカクンカクンカ




男(ふふふ…作戦通りですね、おじさん)

幼父(さすが俺の娘…やっぱりな)




44 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:17:29 ID:m/1sjs5A

幼父(待ってれば、きっと匂いを嗅ぐと思ってたぜ)

幼父(しっかし、我が娘ながら、可愛いなぁ、おい)

男(ベッドでジタバタしてる幼、超可愛いですね)

男(でも、俺のベッド、結構臭いと思うんですけどねぇ)

幼父(好きな人の匂いは良い匂いなんだよ!)

男(す、好き…ですかね?)

幼父(あったりめぇだろ?ああ見えても幼ちゃん、お前にベタ惚れよ!」




45 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:19:13 ID:m/1sjs5A

男「マジっすか?お、俺も幼の事、大好きですよ!」

幼父「だからさ!幼ちゃんの部屋、良い匂いだったろ?」

男「はいっ!超良い匂いでした!」

幼父「もう、おめぇら、結婚しちまえよ!」

男「俺、まだ17歳なんで、無理です!」

幼父「ははっ。それもそうだな!」

幼父「じゃあ、来年だな!来年結婚しろよ、もう」

男「はい、お義父さん!」

男「幼と結婚…はーっ!テンション上がる!」

男「ヒャッハー!」



幼「…」


男・幼父「ハッ!?」




46 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:19:36 ID:m/1sjs5A

幼「…」
グッ

男「幼、いったん落ち着いて!いったん!」

幼「……」
ググッ

幼父「ちょっと待った!幼ちゃん!」

幼父「照れ隠しに振るう力は暴力だよ?ただの暴力!」

幼父「空手に先手無しだよ?」




47 : ◆L0dG93FE2w 2012/10/31(水) 22:20:00 ID:m/1sjs5A

幼「…ふぅ」

幼「…二人とも」

幼「もう、何も言わなくて良いから、ね?」
ニコッ

男「お、幼の…拳が…菩薩の拳にッ!?」

幼「フゥゥゥーーーー!」



男・幼父(こ、殺されるッ…)



おわり




49 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/31(水) 22:32:10 ID:Oa37IVhM

一番槍乙!

どうでもいいけど>>47読み方「おさな」とかなのかな
自分の脳内読みは「よう」なんだが




50 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/31(水) 22:40:08 ID:HM8k5Ygk

>>1乙

>>49
俺も「よう」って読むけど
この>>1は「おさな」と読んでいるらしい




51 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/31(水) 22:47:32 ID:Q1Di4xMw

おつん




52 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/10/31(水) 23:15:34 ID:GFGcfCCY

幼馴染なんだからおさなじゃね




53 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/01(木) 23:48:16 ID:9o0U0Jb.

おさなだな




54 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/02(金) 08:34:10 ID:3obSM67g

おさなだね




55 :以下、名無しが深夜にお送りします 2012/11/02(金) 16:52:33 ID:idtDplf.

スレタイから世紀末を想像してたのに





引用元
男「ヒャッハー!」クンカクンカ 幼馴染「…」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/14562/1351688071/
[ 2012/11/30 23:00 ] 幼馴染SS | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿






管理者にだけ表示を許可する