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姉「弟って犬みたいだよな」弟「……はっ?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:03:00.32 ID:z62EsSIS0

姉「ソックリだな」

弟(また変な事言い出したな……)……ふーん、そう」

姉「ちょっと“ワン”って言ってみろ」

弟「嫌です」

姉「“クゥーン”でもいいぞ?ほら、悲しげに鳴いてみろ」

弟「絶対に嫌です」

姉「なんでだよー!」ジタバタ

弟「いや、普通に恥ずかしいし、僕に何の特があるの?」

姉「…………鳴いてくれたら、ナデナデしてあげるぞ?」

弟「…………ハンッ」

姉「おい、鼻で笑うなシバくぞ弟」



引用元
姉「弟って犬みたいだよな」弟「……はっ?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1339491780/
6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:06:15.14 ID:z62EsSIS0

弟「姉ちゃんに撫でられても……ハンッ」

姉「よし、シバく!」バキッ

弟「いたぁー!何すんだよ!」

姉「今のは私の心の痛みだ。私は酷く傷ついた」

弟「だからって殴るなよ!本気で痛いよ!」

姉「……そんなに痛かったか?」

弟「うん……」

姉「よし、じゃあ私が痛いの痛いの飛んでけをしてやる。ちょっとこっちに来い」コイコイ

弟「痛いの痛いの飛んでけ……?」

姉「うん、久しぶりにしてやる。……どうした?早く来い」

弟「……プッ、一体いくつだよねえちゃ――」

姉「ソォーイッ!」ドゴッ

弟「ぶほぉっ!」



11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:09:24.19 ID:z62EsSIS0

弟「ちょ、なぜにタックルをっ!」

姉「私を馬鹿にした罰だ!お前は最近生意気だぞ弟!」

弟「姉ちゃんが変に絡んでくるからだろ!?」

姉「これはもうあれだな……」

姉「お前にキッチリと主従関係をしつけてやらなければいけないようだ」

弟「主従も何も僕たち姉弟だろ!?本来対等な筈だろ!?」

姉「はっ?」

弟「えっ?」

姉「……いつからお前が私と対等だと錯覚していた?」

弟「なん……だと!?」ゴソゴソ



16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:13:06.94 ID:z62EsSIS0

姉「いいか、弟。私はお前と対等ではない。世間一般的に見ても“姉”と“弟”には大きな壁があり、決して横並びになることはない……」

弟「そ、そんなっ……」カチカチ

姉「…………」

弟「…………」カチカチ

姉「……セイッ!」チェストー

弟「ああっ!携帯が!」

姉「姉の話はちゃんと聞くものだ、弟よ」

弟「(良かった、壊れてはいないみたい)ったく、何すんだよ姉ちゃん!」

姉「私の話は上の空のくせに携帯を弄っている弟が悪い」

姉「弟にシカトされたら、私は悲しいんだ……」

弟(あれ、結構本気で悲しんでる?)

姉「だから思わず手が出てしまいそうだ……」セイッセイッ

弟「それは脅迫だろ……」



20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:17:19.70 ID:z62EsSIS0

姉「……ふんっ……ふんっ」ブォン ブォン

弟「わ、分かったよ!姉ちゃんが僕に暴力を振るわないなら、話を聞いてあげる!」

姉「私はお前の前に立つ壁であり、大きな目標でもあるはずだ」

弟「お前が無視すんのかよ!」

姉「そう、私は常にお前の先を行っている。頭の良さ、運動能力、コミュニケーション能力、そして、異性関係。……その全てに置いて、私はお前とは次元が違うんだ」

弟(もう何でもいいや……さっさと付き合って終わらせよう……)

弟「ふーん……でも、姉ちゃんが誰かと付き合っている話なんて聞いたことないけど?」

姉「ああ、お前以外の男には特に興味が無いからな」

弟(……何か変な言葉が聞こえたけど無視しよう……)

弟「じゃあ、僕より上でもなんでもないじゃん」

姉「うっ……。で、でも、お前に先を行かれてもいないだろう?」

弟「ま、まぁそうだけどさ……」

姉「まぁそれも当然だ。今まで弟に好意を持った女は、私が排除してきたからな」

弟「…………はっ?」



27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:20:11.17 ID:z62EsSIS0

姉「私は常に、お前の前に立っていなければならない。そのための努力は怠らないという話しさ……」

弟「何カッコつけてるの!?それって僕の恋愛を邪魔してきたってことでしょ!?」

姉「っていうか、私はこんなにお前の事を愛しているのに、お前が他の女にうつつを抜かすなど到底許せる筈がないだろう!」

弟「理不尽すぎるだろ!っていうか愛してるって言うな気色悪い!」

姉「ほう……そういう事を言うのか、弟よ」

弟「なっ、なんだよ!だってそうだろ?姉弟で愛してるとか、おかしいじゃんか!常識だろ!」

姉「ふふっ、いいだろう……ならばっ!」

姉「まずはお前のそのふざけた常識を、ブチ壊す!」

姉「この私の身体でなっ!」

弟「んなっ!?」

弟「なっ、何をするつもりだよ姉ちゃん!」ドキドキ

弟(そんな、身体でなんて……姉ちゃん、まさか……)

弟(そのたわわに実った二つの果実で!僕を性的に虜にするつもりか!?)



28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:22:30.33 ID:z62EsSIS0

姉「ふふふ……覚悟しろよ?」シュル パサッ

弟(姉ちゃんが上着を脱いだ!? 嘘、まさか、本当に……!?)

姉「よし……動きやすくなった」グルグル

弟(その腕回しは!これから始まる“性なる運動”に備えたウォーミングアップなのか!?)

姉「さぁ、行くぞ弟ぉ!」

弟「ね、姉ちゃんやっぱりダメだよ!姉弟で、そんな……!」アワアワ

姉「何を言っている!姉弟だからこそ、家族だからこそ!身体でのぶつかり合いが許されるんだ!」ダッ

弟「ね、ねぇちゃん……」

弟(姉ちゃんは本気だ……)ゴクリ

弟(なら、僕も、本気で姉ちゃんの気持ちに答えないと!)



31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:25:15.92 ID:z62EsSIS0

弟「姉ちゃん!聞いて!」

弟「僕は姉ちゃんのおっぱいがだいす――」

姉「ソォイッ!」

弟「ブヘラッ!」ドゴォ

姉「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァー!!」バキドガメキグシャ

弟「ヌォォォォォッ!」hit hit hit hit hit hit hit hit

姉「トドメだぁ!」ジンリュウケーン

弟「ヒデブッ!」56combo!

姉「……ふん、弱い……弱すぎる!」you win!

弟「な……何するんだよ……姉ちゃん!」ガクガクガクガク

姉「何って、お前の常識をブチ壊すためにお前の身体に姉の偉大さをだな……」

弟「身体を使うってそういうことかよっ!変な期待しちゃったじゃないか!」

姉「ん?なんの話だ」

弟「な、何でもないよっ!」



32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:28:19.78 ID:z62EsSIS0

姉「それで、お前は私のおっぱいが好きなのか?」

弟「……えっ、聞こえてたの……?」タラー

姉「私の耳は弟のどんな言葉も聞き逃さない」キリッ

姉「そうかぁ……姉ちゃんのおっぱいが好きなのかぁ……」

弟「うっ……あ、あれは一時の気の迷いっていうか……口が滑っただけっていうか……」ブツブツ

弟「べっ、別に興味ないっていうか……」ブツブツ

姉「…………ふふっ」ポインポイン

弟「…………くっ」チラッ

姉「ほらほらっ」ポインポインポインポイン

弟「う……目が、勝手にっ!」ジーッ

姉「……素直に認めたら、触らせてあげてもいいんだぞ?」ポインポイン

弟「姉ちゃんごめん僕本当はおっぱいが大好きです!」

姉「よーし、よく言った。偉いぞ弟?」ナデナデ

弟「くっ、屈辱だけど……おっぱいには勝てない!」キリッ



33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:32:06.80 ID:z62EsSIS0

弟「さぁ、素直に認めたよ!?だからおっぱい触らせてくれるんでしょ!?」オッパイ!オッパイ!

姉「…………」

姉「はっ?うるさいよ、この変態」

弟「…………えっ?」

姉「姉のおっぱいが好きなんて、まったくとんだ変態だ。私たちは姉弟だぞ?お前には常識というものがないのか?」

弟「お、お前が言うなぁっ!」

姉「ふん、私はお前を愛しているが、一度もお前を性的な目で見たことはない!」

姉「故に、お前の言葉には何の説得力もない!」

弟「ちっ、違う……おっぱいが……おっぱいが悪いんだっ!僕は何も悪くない!」

姉「黙れ!おっぱいは至高の存在だ!それはお前も理解しているだろう!」

弟「ぐほぉ……」

姉「弟……お前は悲しい奴だ……」

姉「自らの非を認めず、自分の身を守るためにおっぱいさえも否定した……」

姉「それで、お前に何が残るんだ?そんなに自分の身が大事なのか……?」

弟(……僕は……僕は……!)



35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:36:13.67 ID:z62EsSIS0

姉「さぁ、くだらないプライドなど捨ててしまえ……」

姉「あるがままの自分を、受け入れるんだ!」

弟「うおぉぉぉっ!」

弟「僕は!おっぱいが!大好きだぁぁぁぁっ!」

姉「そうだ!それでいいんだ弟よ!」

弟「おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!」

姉「お前は変態だ!色欲魔だ!下半身だ!」

弟「おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!」

姉「さぁ!精神を加速させろー!自分の欲望と、向き合うんだー!」

弟「うぉぉぉぉぉぉぉぉぁおっ!」

弟「おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!」

姉「おっぱい!おっぱい!おっぱい!おっぱい!」

弟「おっぱい!いっぱい!僕、げん、き!」

妹「……お姉ちゃんたち、何をしているんですか?」ジトー

姉&弟「ぬぉぉぉぉっ!?」



37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:39:20.11 ID:z62EsSIS0

姉「い、妹!?いつから見ていた!?」

妹「……お兄ちゃんが性癖をカミングアウトした所から……」

弟「それは違うんだ!いや、違わないけど……とにかく違うんだ!」

妹「おっぱいおっぱいって……そんなにおっぱいが好きなんですか?お兄ちゃん」

弟「それはもちろん大好きです!」キリッ

姉「一皮むけたな、弟よ……」グッ

妹「2人とも……それは私に対する挑戦か何かですか?」

妹「おっぱいがすこーし小さい、私に……喧嘩を売っているんですか?」

姉「…………少し?」ジーッ

妹「……なんですか、お姉ちゃん」マナイター

姉「まぁ、なんだ……頑張れよ?な?」

妹「励まさないでください!」



38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:42:13.04 ID:z62EsSIS0

妹「っていうか、お兄ちゃんに何を吹き込んだんですかお姉ちゃん」

姉「いや……最初は弟が犬に似てるなって気付いてだな」

妹「ああ――確かに、似てますね」

姉「だろ?弟には垂れ耳が似合うと思うんだ」

妹「いえ、お兄ちゃんには立ち耳が似合います」

姉「…………」

妹「…………」

弟「おっぱい!おっぱい!」

妹「まぁ、今はいいです。それで、その後どうしたんですか?」

姉「ああ。それで、弟が生意気な事を言うからイジめてやろうと思って――」

弟「おっぱい!おっぱい!!」

姉「――いつの間にか、こんなことに」

妹「なんでですか!?今の流れのどこにそんな要素があったんですか!?」



39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:45:20.94 ID:z62EsSIS0

姉「いやーしかし……弟は人間として大きく成長したぞ?」

弟「うおぉぉぉぉっ!おっぱぁぁぁぁぁぁいっ!」

妹「どこが!?こんなのただの変態じゃないですか!」

妹「っていうかうるさい黙れ馬鹿兄ー!!」

弟「ヒデブッ!」

弟「お……おっぱ……い……」ガクッ

妹「はぁ……はぁ……」

姉「いいぞ、ナイスキックだ。さすが我が妹だけはある」

妹「お姉ちゃんもうるさいです!」キッ

妹「もう!お姉ちゃんの馬鹿!これじゃあお兄ちゃんが一般的な社会生活を送れないじゃないですか!」

姉「大丈夫だ。私の愛は海より深く空よりも高い」

姉「弟は、私のペットとして飼ってやるさ……」ニヤリ

姉「垂れ耳を付けて文字通り私にしっぽを振ってくる弟……かわいいぞぉ、これは!」ハァハァ

妹「くっ、この外道っ!そんなこと、させないです!」

妹「お兄ちゃんには、立ち耳が似合うんだから!」



40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:47:19.68 ID:z62EsSIS0

姉「ふふっ、だがしかし、弟の洗脳は既に完了している……」

姉「弟がおっぱいの虜となっている今……」

姉「私とお前、果たしてどっちの言うことをきくかな?」ボインボイン

妹「くっ、卑怯なっ……!」ツルペター

妹「けど……貧乳だって需要はあります!お姉ちゃんの無駄におっきい胸より、私のような引き締まった胸の方が――」

姉「引き締まった?それは詭弁だ、妹よ……」

姉「無いものは、無い!」ドンッ

妹「っっっ!?」

姉「誤魔化そうとするな、妹……悲しいだけだぞ?」

妹「う、うるさいです!」

姉「ああ、そんなに顔を真っ赤にして……可愛いなぁ」

姉(やはり妹は胸でからかうのが一番楽しいな……)

妹「こうなったら、お兄ちゃんに直接聞いてやる!起きろ、馬鹿兄!」ゲシッ

弟「……う……」

妹「さぁとっとと起きてください!」



41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:50:09.82 ID:z62EsSIS0

弟「お……おっ?」

姉「目覚めたか、弟……いや、私の犬よっ!」ボインムギュダキー

弟「……おっ……おっぱ……い……?」

弟(あれ……なんかすっごい気怠い……)

妹「くっ、お兄ちゃん!おっぱいなんかに惑わされないで!」

妹「貧乳だって!いいじゃない!」ダキッ ツルペター

姉「ふっ、無駄だ妹ぉ!」ボインボイン

妹「うるさい!負けないもん!」フニッフニッ

弟(僕は一体何をしていた……?)

弟(そして、この2人は何故言い争ってるんだ?)

弟(というか、おっぱいを押し付けられてる……)

姉「さぁ弟……お前の大好きなおっぱいだぞー!」

弟「…………はっ?」

姉「…………えっ?」



42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:51:55.11 ID:z62EsSIS0

弟「何を言っている、我が姉よ。恥ずかしくはないのか?」

姉「……………はっ?」

弟「早くその牛のような乳をどけろ、重いだろう」

姉「…………」

弟「それに妹よ。お前も年頃なのだから、そんなに胸を押し付けるな、はしたない……」

妹「…………えっ?」

姉「……………………」

妹「……………………」

姉&妹「…………はっ?」



43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:53:20.24 ID:z62EsSIS0

姉「ま、まさかこれは……」

姉「賢者タイムというやつではっ!?」

妹「な、なんですかそれは!?」

姉「ああ、私も噂でしか聞いたことがないんだが……」

姉「賢者タイムとは、全ての欲望から解き放たれ、悟りを開いた状態の事らしい……」

弟「さぁ、早く勉強しなければ。今の政治家に日本を任せてはおけない!」

弟「待っていろ!国会議事堂よ!」

姉「みろ。今の弟は、まさに賢者と呼ぶにふさわしい……」(これはこれでバカわいいな……)

妹「そ、そんなシステムが男の人にはあるんですか……」(これはこれでバカわいいです……)

姉「ああ……。だが、賢者タイムは性欲を満たした後にしか訪れない筈だが……」

妹「えっ?それって……」

姉「そうだ……弟は、おっぱいと叫んでいただけで、イってしまったらしい」

妹「…………」

姉「…………」



44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:54:55.22 ID:z62EsSIS0

弟「まったく……この家でまともなのは、僕だけだ……」ブツブツ

弟「変態な姉と妹を持つと苦労するよ」ヤレヤレ

姉「なぁ、妹……」

妹「なんですか?お姉ちゃん」

姉「……私が今何を考えているか、お前には分かるか?」

妹「……ええ。それはもう手に取るようにわかります」

妹「……殺しちゃ駄目ですよ?」

姉「ああ、善処しよう」コキコキ

姉「なぁ……弟」ポンポン

弟「何だ?変態であるところの我が姉よ」

姉「…………」イラッ

弟「僕は今壮大な人生プランを考えているところなんだ。邪魔をしないでくれ」

姉「……ほーう、そうかそうか」ガシッ

弟「ん?僕の頭を掴んでどうするつもイダダダダダダ!」メキメキ



45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:56:26.30 ID:z62EsSIS0

姉「貴様自分の事は棚にあげて、私たちを変態呼ばわりだぁ……?」

姉「調子に乗るなぁぁぁっ!」ボキメキビキッ

弟「ヒギィー!らめーやめてー!」

妹「さぁお兄ちゃん、ここでアッタクチャ~ンス!」

姉「クイズに正解したら助けてやろう」ニヤッ

弟「あっ、あっ、ひんっ、なっ、ク、クイズ?」メキメキメキメキッ

妹「……お兄ちゃんの血は、何色でしょうか?」ニコニコ

弟「あっ、あかぁ!あかぁいろぉっ!だよぉ!んぎぃ!」メキャ!

姉「……ファイナルアンサー!?」

弟「ぬぉぉぉ!ファイナル!フラーッシュ!」ファイナルアンサー

弟「さぁはやくやめろやがれー!間に合わなくなってもしらんぞー!」

姉「…………」イラッ

妹「…………」イラッ

妹「それでは正解はVTRでどうぞ!お楽しみに」ニコニコ

弟「ら、ら、らめぇーー!」



47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:57:26.46 ID:z62EsSIS0

弟「ら、ら、らめぇーー!」

姉「はじけてまざれっ!!!」ギリギリ ボンッ

弟「うぉぉぉっ!クソッタレー!」チュドーン

姉「へっ、汚ねぇ花火だぜ……」

妹「……はい、ということで、正解は緑色でしたー!」

弟「どこら辺が緑色っ!?赤だよ赤!絶対赤だよ!これはインチキだ!」

妹「……お姉ちゃん、お兄ちゃんがもう一回自分の血の色を確かめたいみたいです」

姉「ほう……」パキッポキッ

弟「いえ、卑しい卑しいわたくしめに流れる血は緑色であります!マァム!」

姉「まぁ、制裁はこのくらいでいいだろう……」

弟「ゆ……許してください調子に乗ってましたごめんなさい」ガクブル

妹「片腕で、しかも握力だけでお兄ちゃんを屈服させるとは……さすがですね、お姉ちゃん」

姉「ふふんっ、姉としてこのぐらい当然だっ!」

妹(どこの戦闘民族ですか……)



48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 18:59:12.19 ID:z62EsSIS0

姉「さて……お戯れはここまでだ」

姉「そろそろ、私の犬になってもらおうか、弟よ」

弟「えっ、そんな話だっけ!?僕一言もそんなこと聞いてないけど!?」

姉「そうだ。最初からそれが目的だからな」

妹「ようやく本題ですね」

弟「くっ、それじゃあ僕は何でこんなにボコボコにされたんだ……!?」

姉「さぁ、この首輪と犬耳を付けるんだ、弟」ガチャガチャ

弟「つけないよ!」

妹「そうです!やめてくださいお姉ちゃん!」

弟「い、妹ぉー!お前ってやつは!」パァー

妹「垂れ耳なんてお兄ちゃんには似合いません!」

弟「…………」イラッ

妹「お兄ちゃんには断然こっちの立ち耳が似合います!」スチャ

姉「あっ、勝手につけるな!」ポイッ

妹「な、何するんですか!」ムッ



50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:00:23.96 ID:z62EsSIS0

姉「それはこっちのセリフだ!最初に私が言い出したんだ!横取りするな!」

姉「弟はこの垂れ耳と首輪をつけるんだ!」

妹「いえっ!お兄ちゃんはこの立ち耳と尻尾をつけるんです!」

弟「っていうか、あんたら何でそんなもの持ってるの!?」

姉&妹「姉(妹)として当然だ(ですっ)」

弟(どこの変態だよ……)

姉「……なんだ?私とやろうってのか妹よ」

妹「ええ、やってやるです!お姉ちゃんの時代はもう終わったんですよ!」

姉「……姉の時代は終わらない!」バチバチ

妹「……これからは妹の時代です!」バチバチ

弟「こ、これは……家庭崩壊の危機!?」

弟(僕が……僕が止めないと!)

弟(恥を掻くことを恐れている場合じゃない!)

弟(犬耳は……あ、2つともあそこに捨てられてる……)

弟(…………よし、これでいいだろう)スチャ



51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:01:47.82 ID:z62EsSIS0

弟(首輪も尻尾もつけて……と)ガチャガチャ

弟「ちょと待ったー!2人ともー!」

姉&妹「あんっ!?」オウ コラ オウ!?

弟「いえ……何ていうかですね……(こわっ)」

弟「……どう、ですか……?つけてみたんですけれども……」

姉&妹「っっっっっっ!!!???」

姉「こ、こ、こ、これはぁー!」

妹「片方は立ち耳、もう片方は垂れ耳っ……!」

姉「尻尾はふさふさと揺れ、どこか可愛らしさを表現し――」

妹「首輪はお兄ちゃんの魅力を引き立てるチャームポイントに!」

弟「ど、どうかな……?」

姉&妹「――最高だ(です)!!」ダキッ

弟「そう……それは良かったね……(ふぅ……危機は去ったか……)」

姉「だが……惜しいな、弟よ」

弟「えっ?」



52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:02:45.55 ID:z62EsSIS0

姉「今のお前にはひとつ足りないものがある……」

姉「それは……この!メイド服だぁー!」ガバァ

弟「…………はっ?」

妹「お姉ちゃん、それは流石にハードルが高すぎるような……」

姉「大丈夫だ!弟にはきっと似合う!」

弟「に、似合わないよ!っていうかそれ、どっから出したんだよ!」タジタジ

姉「さぁ……弟よ……」ワキワキ

弟「ちょ、にじり寄ってくるなぁ!」

姉「着るんだー!」

弟「いやぁー!」

~10分後~

姉「に、似合うな……」

妹「最初はどうかと思ったけど……これは予想以上の破壊力です……」

弟「もう……お婿にいけない……」シクシク



53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:03:52.22 ID:z62EsSIS0

姉「細く白い腕……スカートから伸びる華奢な足……」

妹「ええ……これが、男の娘……!」

姉「しかも、犬耳首輪尻尾という完全装備!」

妹「これはトップをとれますよ!」

弟「…………死にたい……」

姉「さぁ、“ワン”と鳴いてくれ!」

妹「早く早く!お兄ちゃん!」

弟(ここまできたら、もうどうでもいいや……)

弟「……わ、ワンっ!」

姉「うっひょーうっ!」ボタボタ

妹「犬萌えー!」ボタボタ

弟「うわぁ鼻血鼻血!」



54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:04:43.99 ID:z62EsSIS0

妹「そ、そんな事より!次は悲しげに鳴いてみてください!」

姉「早く早く!」

弟「ク……クゥ~ン……?」

姉&妹「ひゃっほーうっ!」ドバッブシャー

弟「ああ……僕の部屋が血だらけに……」

姉「弟ぉー!可愛すぎるぞお前―!」ガバァ

弟「うわぁー!姉ちゃん何すんだよ!」ドキドキ

姉「よーしよしよしよしよし!」ワシャワシャ

弟(おっ……おっぱいが……おっぱいがぁ!)

弟「ハッハッハッハッハッハッ」ブンブンブン

姉「ははは、そんなに尻尾を振って!ういやつめー!」

弟(おっぱい!おっぱい!)



55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:05:44.35 ID:z62EsSIS0

妹「お姉ちゃんずるい!私にも抱きしめさせてください!」バッ

弟(あっ……おっぱいが……)

姉「あっ、なんだよ取るなよー!」プンプン

妹「いいじゃないですか!次は私の番です!」

妹「さぁお兄ちゃん!よーしよしよしよしよし!」ワシャワシャ

弟「………………はっ?」

妹「………………えっ?」

弟「ちょっと……やめてくれない?」

妹「なっ!……なんで?……お兄ちゃん……」

弟「妹(の胸)には、僕の尻尾はなびかないんだよ……」

妹「そ……そんな……」

姉「妹……これはしょうがない……こればっかりは、しょうがないんだ……」

妹「…………」ツルペタ―

妹「…………」マナイター

妹「う……うわぁーん!」ダッ



56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:06:43.23 ID:z62EsSIS0

弟「あっ、泣きながらどっか行っちゃった!」

姉「馬鹿何をやっている!追うぞ、弟!」ダッ

弟「うっ、うん!」

姉「返事はワンだ!」

弟「ワンっ!」

姉「ビックリするぐらい潔いな……」

弟「…………」ハッハッハッハッ

姉(おとうと に なつかれた)テロリロリーン

~妹の部屋~

妹「あー、もう……お兄ちゃんもお姉ちゃんも嫌いです!」

妹「胸が小さいのは……しょうがないじゃないですか……!」

妹「それなのに、あんなに露骨に差別するなんて……最低です!」



57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:07:33.72 ID:z62EsSIS0

コン コン

姉「妹。入るぞ?」

妹「えっ!?こ、来ないでください!」

ガチャ

姉「姉、降臨!」

弟「…………」ハッハッハッハッ

妹「来ないでって言ったじゃないですか!」

姉「……そんなに怒るな、妹よ」

妹「…………」

姉「弟だって、悪気があった訳じゃないんだ……」

姉「なっ?弟」

弟「ワンっ!」オッパイ!オッパイ!

妹「…………」イラッ

妹「やっぱり、お兄ちゃんは胸の大きさしか見ていないじゃないですか!」

姉「……確かに、弟はおっぱいが大好きな変態だ」



58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:08:33.02 ID:z62EsSIS0

妹「もう出てってくださいよ!」

姉「だが、妹よ。お前がそんなに卑屈になることはない……」

姉「弟はまだ子供だからな……おっぱいの本当の魅力に、気づいていないんだ」

妹「おっ、おっぱいの、本当の魅力……?」

姉「そうだ……」

姉「妹。お前は確かに、胸は小さい」

妹「くっ……わかってますよ、そんなことは!」

姉「思えば、お前はいつもそれを気にしていたな……」

姉「何かにつけて“スレンダー”、“引き締まった”と表現していた割に、執拗に胸を覆い隠す服ばかり着ていたじゃないか……」

妹「そ、それはしょうがないじゃないですか!コンプレックスなんですよ!」

姉「喝っっっ!」

妹「……っ!!」ビクッ

姉「いいか、妹よ……」

姉「おっぱいは、偉大だ。大、中、小、サイズは違えど、その全てにそれぞれの魅力があるんだ!」



60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:09:15.53 ID:z62EsSIS0

妹「……たとえ、小さくても……?」

姉「当たり前だ!」

弟「ワンっ!」

妹「でも……だからって、一体どうしたら……」

姉「それは私に任せるんだ」ニヤリ

妹「お姉ちゃん……」ジーン

姉「さぁ、この服に着替ろ、妹よ」ガサゴソ

妹「こ、これは……スクール水着に、猫耳!?」

姉「そうだ!ロリっ娘のお前には、これが一番よく似合う!」

妹「わ、分かりました……着替えてみます」

~10分後~

妹「ど、どうですか?お姉ちゃん」

姉「最高!」ダバダバ

弟「妹!可愛いよ!」ブンブンブンブン

妹「ああっ!お兄ちゃんが尻尾を振ってる!」



61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:10:07.54 ID:z62EsSIS0

姉「どうやら弟も、妹の魅力に気付いたようだ」

姉「やはり私の目に狂いはなかった……猫耳とスク水は、至高の組み合わせだ……」

弟「ハッハッハッハッ」ブンブンブンブン

妹「お姉ちゃん、ありがとうです!」ダキッ

姉「あっ、ああ……そんなに身体を密着させるな、妹……」ドキドキ

妹「お姉ちゃん、おっぱいの事でいつもからかってくるからイジワルだって思ってたけど……」

妹「こんなに真剣に私の事を考えてくれてるなんて……!」ムギュー

姉「ああ……私はお前も愛しているからな……」ダバダバ

姉「そっ、それより……ナデナデしていいか?」

妹「当たり前です!むしろ撫でて下さい!」

姉「よーしよしよしよし!」ワシャワシャ

妹「ゴロニャーン」

姉(いもうと に なつかれた!)テロリロリーン



62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:11:32.29 ID:z62EsSIS0

姉「弟―!お前もこっちに来い!」

弟「ワンっ!」ブンブンブン

姉「よーしよしよしよし!」ワシャワシャ

弟「ハッハッハッハッ」ブォンブォンブォンブォン

妹「ごろごろにゃーん」

姉「ついに……ついに、私のハーレムが完成した……」

姉「お前たちは、私のものだー!」

弟「おっぱい!おっぱい!」

妹「おっぱい!おっぱい!」

姉「ははははははははっ!おっぱーい!」

母『みんなー!ご飯よー!』

弟「はーい」ダッ

妹「行きまーす」ダッ

姉「………………あれ?」

姉「私の……ハーレムは……?」



63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:12:22.62 ID:z62EsSIS0

母『あ、あんた達なにその格好は!?』

弟&妹『姉ちゃんが着ろって……』

母『またあいつかぁぁっ!』

母『ごらぁ!ちょっと降りて来いやあほんだらぁー!』

姉「やっ、やばい!このままでは殺されてしまう!」オロオロ

母『てめー降りて来いって言ってんだろうがぁ!』ドスドス

姉「うあー!お、鬼が階段を昇ってくる!ど、どうしたら……!」

母「どっせーい!」

ドギャ バゴーン

姉「ぎゃあああああぁぁぁぁあっ!扉がぁぁあぁっ!」



64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:13:22.44 ID:z62EsSIS0

母「…………てめぇ、覚悟はできてるんだろうなぁ!ええ?おい」

姉「ゆ……許してください……ほんの戯れだったんです……そ!それに!弟も妹も喜んでいた筈です!」

母「……弟と妹で遊ぶなって言ったよな?」

姉「…………」ガクガクブルブル

母「それにてめぇ、あんな服どこで買った?無駄遣いするなとも言っておいたよな?」

姉「お……お助けを!どうかお情けを!」ゲザァー

母「いいや!今日という今日は許さん!ブッ殺してやる!」ポキポキ

姉「み、みぎゃああぁぁぁぁぁぁぁあっ!」




終  劇



65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:13:55.01 ID:gpFJU8vE0





66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:14:58.21 ID:BJMRL2QtO

カオスwwwwww



68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2012/06/12(火) 19:20:28.96 ID:PS7lXUEri

乙wwww



引用元
姉「弟って犬みたいだよな」弟「……はっ?」
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1339491780/
[ 2012/06/12 21:00 ] 兄弟姉妹SS | TB(0) | CM(0)
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